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【有料メルマガに関する良くある質問集】


3月19日号〔水曜日〕


米国では予想通り〔0.75〜1.00%の予想〕の追加利下げが発表になり、NY市場は大幅高となった。FRBは難しい判断を無事乗り切ったという感じだ。0.75%以下だと失望感から一段と売られる可能性があり、これ以上下げると回復させるのにより大きな政策と時間がかかる。また、1.00%利下げを打ち出した場合金利政策の出尽くし感でやはり好結果が望めなかったという微妙な舵取りをこなす辺りはさすが・・・と思わせる。

利下げ政策の継続を匂わせたコメントが付いていたことも好感され、懸念されていたリーマン・ブラザーズとゴールドマン・サックスの四半期決算が市場予想を上回ったことも好感されたようだ。

大手証券の決算内容がもっと悪いと予想してショートポジション〔空売り〕をとっていた投資家も買い戻しに入ったことも上げを大きくさせた要因でもある。

〔モルガン・スタンレーは今夜発表〕

専門家の間で、その分析力を高く評価されているW氏の見解によると、昨日〔18日〕を境に大きな流れとしての潮流が変化するだろうと予想している。

「円高はピークを打ち円安へ」、「日本株は買場となる」、「金、原油は下落方向へ」、〔あくまでも目先の狭いレンジではなく、大きな流れの変化としてである〕。

また、国内のテクニカルアナリストのY氏も、昨年来続いてきた「不動産、株式の下落→金利低下→ドル安→国際商品の高騰」という潮流が、サイクル分析上、現在は重要な時間帯〔分岐帯〕に到達している。昨日〔18日〕のFOMCの大幅利下げ実施により、昨年秋以来の潮流が反転する公算が大きいと見ている。

サブプライムの直撃を受けている金融機関の経営不安が米国以外にも欧州でくすぶっているのも事実であろう、一筋縄にはいかないほど縺〔もつ〕れてしまった経済構造が正常にもどるのはまだまだ先のことになるとは思う。しかし、根本の部分で大きな手を打てば、その延長線上は回復の方向へ向かうのも事実であろう。

個別では上昇の要件を全て整えている銘柄も数多くある。自信を無くした相場のせいで安値圏に位置している成長銘柄を丹念に拾っておく時期と考える。

3月25日の権利取り最終日まであと3営業日となったが、今年は増配企業が多かったので、26日の配当落ちは100円を超えるだろう。因みに、昨年3月は約88円であった。ブルームバーグの端末によれば103.80円、TOPIXは11.59ポイントだそうだが、別の調査機関調べによれば約106円となるようだ。

225先物には配当落ちはない。現在、225先物の価格の方が日経平均株価よりも低くなっているが、これは225先物には配当落ち分がないためである。従って、26日以降は通常通り、225先物が日経平均よりも上になるものと思われる。

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〔3823〕東マ アクロディア 533000円 +13000円

環境に左右されないチャートの強さは特筆ものである。昨日も書いたように、ターゲットプライスは上場来高値である742000円である。

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〔6792〕 日本ビクター 214円 +12円

コメントの内容は昨日と変わりはないのだが、野村證券がレーティングを格上げしたこともフォローの風となり、今後ともじり高が続くと思われる。ただし、こうした低位株は1本調子で上昇が続くことはなく、途中で適度な陰線を交えながら上昇するので、押し目を待っての仕込が賢明だ。

当メルマガが取上げた理由は他にあり、いずれ姿を現すだろう。

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〔7740〕 タムロン 2205円 +40円

大きな業績の変化率がありながら、株価は安値圏に居るのは、日経平均の安値に付き合わされているからであろう。今日はきのうの高値2160円を抜いての動き、下値からの切り返しの形が出来つつある。単純に業績から逆算しても2500円〜2600円どころが妥当であろう。

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〔4185〕 J S R 2140円 +105円

ブリヂストン系で合成ゴムで首位。市況の高騰と需要増は当面続くものと思われる。今期増配も来期予想も増収・増益・増配が続く。

売り残が買い残の2倍以上あり、取り組み妙味もプラスフルファーの魅力となるだろう。3000円前後にはかなりの抵抗帯があるので、当面はそこまでの狙いとなる。

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〔6890〕JQ フェローテック 1096円 +31円

業績絶好調のコマツが筆頭株主で、同社も主力の自動車用モジュールより太陽電池関連の事業拡大が業績に大きく寄与している。2月17日の1119円は目前であり、それを取ると07年10月29日の1220円はそれほどの節ではなく07年10月19日に付けた1254円が当面のターゲットプライスとなろう。

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〔6937〕 古河電池 365円 +7円

昨日、きょうとエネルギー関連株は見送られているようだ。相場に買いエネルギーがまだまだ不足しているので、ちょっと上がると上値買いを控えてしまう傾向がある。チャートが次々と壊れていくなかで同株は上昇トレンドを維持している。来週の週足ベースでは2月26日の476円抜きから400円乗せを期待できる。同株の現在は無配のため、26日の権利落ちを考えなくて良い。

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〔5991〕 ニッパツ 692円 +17円

〔旧 日本発条〕といった方が分りやすい人も多いかもしれない、あるいは「バネ」。いずれにしても、自動車用バネでは首位であり、業績は「最高純益」を更新している。また、投信やディーラーの付き易い銘柄で市場性が高い。

株価が比較的安値圏から脱出していないのは、多くの企業と同じ様に為替を105円を前提に営業益を計算しているので1円円高で3億円減となるので、急速な円高を警戒してのものであると思われる。しかし、いずれ100円〜105円ゾーンで落ち着くことを予想すれば時価の安値ゾーンは絶好の仕込み場と見ていいだろう。

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〔2766〕 日本風力開発 393000円 -13000円

何とも悩ましい位置で株価は推移している。『・・・三角保ち合いが煮詰まりつつあり、明日以降の動きに注目である。』と昨日コメントし、今日の動きに注目をしていたのだが、チャートが下ぱなれるか、反転するかの瀬戸際での動きとなっている。今日の動きまでは現状維持ての対応だが、今日以降の値動き〔チャート〕がマイナスとなるようなら調整にある程度の日柄を要するだろう。それを見てからの判断となる。

※明日20日は祭日で休刊です。また21日金曜日、お目々にかかりましょう(^_-)-☆


以上


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